去年沖縄へ旅行に行く予定がcovid19のおかげでキャンセルにした。行っても良かったのかもしれないと後悔している。行くと決めたら行くべきだ。行かない理由は“他者”。沖縄へ行って感染して、帰って誰かにうつしたら・・・というロジック。自分ではなく他者という世間体が全ての障害になっている。 沖縄には2度行ったことがある。一度は那覇市内でもう一度は宮古島まで足を延ばした。いずれも快適な旅だった。『ひめゆりの塔』にも寄ったことがある。 さて、その沖縄にまつわる映画を何本か見たので色々考えてみた。それはつまり、快適な旅行とは無縁の惨状やゆがみがそこにあるという事実。そして映画を振り返ると、土着性を含めた様…