バンド。 みうらじゅん(Vo.G.)、喜国雅彦(B.)といった漫画家連中が結成した税金対策バンド。TBSの深夜番組「イカすバンド天国」内で活躍した。最近、映画化もされたみうらの漫画「アイデン&ティティ」は当時のバンド活動の経験に基づいている。
カリフォルニアの青いバカ テレグラム・ゲロ
みうらじゅん 喜国雅彦
監督・脚本 大島渚 出演 佐東朝生 加藤澄江 小山明子 柳生博 菅原謙二 家田佳子 斎藤頼子 たまたまYouTubeで見かけた。30分に満たない作品ですが、まず、脚本・監修で小津安二郎、さらに企画監修委員に当時の有名監督の名前がずらり。がぜん興味が沸く。 車のプロモーション映画なのか?3話オムニバス。ネタばれしてますんで興味ある方は読む前にYouTubeで見てください。 第1話 ベレットを買った青年(佐東朝生)は早速ガールフレンド(加藤澄江)と泊りがけのドライブへ。道中、彼女は青年に持参したコカ・コーラやジュース、りんごを手渡すが青年は半分も飲まないうちに車外へ瓶を放り投げる。もったいないとい…
大島渚監督作。幕末の京都、新選組。美少年加納惣三郎の入隊。妖艶な美少年に乱される屈強なる男たちの心。しかし私の心に愬ふるものは無かつたかな。
こんにちは、Pepaoです。十数年ぶりに戦場のメリークリスマスをフルで鑑賞したので、感想を書きます。<あらすじ>昭和17年(1942年)、南洋の島の捕虜収容所。ある日の早朝、捕虜のローレンス(トム・コンティ)はハラ軍曹(ビートたけし)に連れ出される。ハラ軍曹は、とある罪を犯した朝鮮人軍属(ジョニー大倉)に切腹を命じており、ローレンスにその証人となるように要請する。ハラ軍曹の指示で切腹がまさに執り行われようとしていたその時、ハラ軍曹の上司であるヨノイ大尉(坂本龍一)が通りかかる。ヨノイ大尉はハラ軍曹の独断による切腹指示について、叱責すると共に、自らはバタヴィアで会議に出席するため、軍属の処断の延…
『風が吹くとき』1986年にイギリスで制作されたアニメーション映画。ジムは定年退職を迎え、イギリスの片田舎に妻のヒルダと一緒に越してきて平穏な暮らしを送っていた。子どものロンは家庭を持ち都会に暮らしている。いつもと変わらないある日、ラジオから戦争が勃発し、イギリスに核爆弾が落ちてくるとのニュースが流れてくる。ジムは図書館からもらってきた政府のパンフレットに従って、屋内シェルターを作った。その後、核爆弾が落ち瓦礫の中、二人は生き延びるが…。 泣きました。ええ、泣きましたとも。 名作だという話を聞きつけて、確か大学生の頃にも観た覚えがあるけれど、超フレッシュに泣きました。 日本人にも馴染みのあるス…
山田風太郎の小説「棺の中の悦楽」を映画化した創造社の第1回作品。広告会社に勤める脇坂(中村)のもとに、彼がひそかに想いを寄せていた少女・匠子(加賀)の結婚の知らせが届く。ショックを受ける脇坂の前に、かつて彼が匠子のために犯した殺人を目撃したという男(小沢)が出現。脇坂は男から預かった大金を使って悦楽に耽るが…。大島は徹底的な性表現を企図したが、映倫の度重なる審査により思うようにいかず、その鬱積が後年の『愛のコリーダ』に結実することとなった。 (国立映画アーカイブホームページより引用) 監督:大島渚 出演:中村賀津雄/加賀まりこ/野川由美子/小沢昭一/江守徹/佐藤慶/戸浦六宏/小松方正/草野大悟…
高校生の真琴(桑野)は、仲間との火遊びのトラブルで大学生の清(川津)に助けられ、恋仲となるが――。松竹ヌーヴェル・ヴァーグの発火点となり、新鋭監督・大島を時代の寵児へと押し上げた衝撃の大傑作。 (神保町シアターホームページより引用) 監督:大島渚 出演:桑野みゆき/川津祐介/久我美子/渡辺文雄/小林トシ子/二本柳寛/佐藤慶 いやなんて青春なんでしょう。ってべたべたなこと書いてるけど。 愛し方を知らない青年、そしてであった少女をオジから助けた時に手に入れた金で、オジを騙して脅して「稼ぐ」ことを知ってしまう。 わたくしも歳をとりましたので、久我美子の世代の悲しみや、いやむしろ狩られる側のオジのほう…
ネットで大島渚の映画「愛のコリーダ」(ノーカット版)を見て、当時のことを思い出した。 ン十年前、映画館で最初に見た時、(辛気臭い映画だなあ)とおもった。 バックグラウンドから常に軍靴の音が聞こえる暗い時代に抗して咲いた狂花の話だから仕方ないとはいえ、あまりいい印象はもてなかった。 映画「愛のコリーダ 修復版」予告編 局部切断の「阿部定事件」を描き論争 大島渚監督 最大の問題作 www.youtube.com しかし、 その後クインシー・ジョーンズがリリースした名曲「Ai no corrida」を聴いた時、あのじめじめした辛気臭い映画に触発されて、こんなパワーあふれる明るいかっこいい!曲を作る人…
引用元:Yahoo.co.jp 1969年、大島渚監督作品 公開の3年前に大阪で逮捕された当たり屋をモデルにしている 50年以上前の、もちろんドライブレコーダーなんて存在しかった頃の話 車にわざと当たり慰謝料を請求する当たり屋 モデルになった家族は、全国各地で子供にまで当たり役をさせていたことから、当時大きなニュースになったらしい 戦争で怪我をしたことを理由にいつまでも定職に就かない男は、同棲相手とその間に生まれた子供、そして拾ってきた少年の四人で当たり屋として生計を立てていた 警察を恐れて各地を転々としながら慰謝料をせしめては豪華な旅館に泊まったりするも、基本的には不安定な暮らし その中で少…
★★★☆☆ あらすじ 学生運動がきっかけで出会った男女の結婚式に、招待していない仲間が乱入し、運動をめぐっての激論が交わされる。107分。 www.youtube.com 感想 結婚式を舞台に、学生運動に参加する人びとのそれぞれの思いが描かれていく群像劇だ。結婚式で交わされる会話や議論をきっかけに過去が回想されつつ、物語が進行していく。カメラが長回しで不安定に動き回ったり、ダイナミックに回想シーンへと切り替わったりと面白い演出がなされている。 それから役者たちがセリフを言い間違えたり言葉に詰まったりしたシーンが、撮り直されることなくそのまま使われているのも特徴的だ。特に役者がセリフを言い淀んで…
映画館に行かないと気が済まない。仕事中、脳内は「仕事が終わったら大島渚仕事が終わったら大島渚大島渚」と唱え続けていた。 『絞死刑』を観ました。(以下結末に触れています) いきなり、死刑に関する世論調査の結果が表示され、死刑制度廃止に反対の人は、死刑場を見たことがありますか?執行について知っていますか?と聞かれる。そこから長い死刑に関する説明。ドキュメンタリーかと思った。 しかし、死刑にされたある人物「R」の心臓は止まらず、「Rの身体は死刑を拒否した」。しかし、意識を失っている者を死刑にすることは法に反するというので回復させると、Rは自分がどこにいるかもわかっていない。罪の意識を感じたうえで刑に…