羽曳野市の「フィールドミュージアムトーク史遊会」の古墳史跡廻り「竹内街道の歩き方 ②羽曳野編・杜本神社」。 本殿左右に「隼人石」と云われる獣面人身像が立ってることで知られ、ご祭神は経津主命と経津主姫命の夫婦神を祀り、延喜式の名神大社に列せられ、本来は非常に格式の高い神社であったことが伺えます。 一説には崇神天皇の時代、経津主命の14世の孫の伊波別命が、祖神・経津主神の陵墓のある地に経津主神を祀ったのが起源であるとされますが、そのいずれもが根拠に乏しく当社の創建年代その他、由緒謂れについては不明とするのが妥当で、獣面人身像等の存在などその佇まいから、大和王権の成立する以前まで遡る神社かもしれない…