■あらすじ 大手レコード会社に勤める元ミリオンセラー・アーティストの大路樹は、「ひとごろしのうた」と題されたデモ音源の歌声と、69年型レスポール・カスタムのギター演奏に魅せられる。 「瑠々」というアーティス名以外、詳細が一切不明のままCDリリースに踏み切った大路だったが、ある日、同曲に影響されたという殺人事件の記事が週刊誌に掲載されて――アガサ・クリスティー賞受賞後第1作となる、出色の音楽業界ミステリ。 ■感想 松浦 千恵美さんの作品は初読みとなります。 「ひとごろしのうた」という曲に影響されて起きたらしい殺人事件。 ミステリーといいつつホラー要素もあるのかなと、内容が気になって購入した作品で…