米国シアトル発祥のタリーズを体当たりの交渉で日本展開のライセンスをもぎ取り、スペシャルティコーヒー界の巨人スターバックスや国内コーヒー市場の競合と凌ぎを削り、最終的に伊藤園へバイアウトし経営から身を引くまでの物語。 この本を読むまでタリーズはスターバックスの二番煎じ(すみません、、)と捉えていたが、”スペシャルティコーヒー”という言葉自体が浸透していなかった1997年代からその可能性に魅せられ、スタバとほぼ同時期に国内1号店を銀座にオープンさせ、大資本(スタバは当時サザビーリーグが運営)VS脱サラの松田さんという状況から知恵と工夫、マグマのような情熱を武器にここまで大きく成長させたということを…