ロッテ・佐々木朗希投手が圧巻の奪三振ショーを演じた。12日のオリックス戦(京セラ)に先発し、7回を3安打1失点、今季最多の14奪三振の快投で7勝目をマークした。2回以降は二塁を踏ませず、自己最速タイの165キロを連発し、先発打者全員から三振を奪ってみせた。オリックス側がもくろんでいた怪物”攻略法”をモノともせず、力でねじ伏せることに成功した。 (略)5回には野口に全球直球、6回の宜保に全球フォーク、紅林に全球直球を投じるなど工夫をこらし「オリックスは対戦が多いし、対戦を重ねたうえで自分の中で球を統一している」(朗希)。今季8度目の2桁奪三振で前半戦を締めくくり「いい感じで投げて勝てているし、ケ…