CS進出を占うロッテとの4連戦は2勝2敗というなんともうやむやな、(CS進出の)可能性アリともナシとも、どっちとも取れる曖昧な結果に終わった。ま、「今シーズンの楽天」を象徴するような結果ではある。 やってくれそうな面を見せたかと思うと、まったく別人のような脆さも見せる。まるでジキルとハイドのような乱高下、これが今シーズンの楽天である。 私は当初、カード初戦のスコア3−1になぞらえて、ロッテの3勝1敗と予想した。その予想どおりの結果だったら、もはやCSの「可能性ナシ」と割り切れたと思うが、岸がビジターゲームの初勝利をこのタイミングで飾ったのは計算外だった。岸を見損なっていた。 ただ、藤井と内の2…