立憲民主党の枝野幸男元代表は4月12日、さいたま市で講演し、「減税ポピュリズムに走りたいなら別の党をつくるべきだ」と、党内に盛り上がってきた消費減税論を強い言葉で批判した。 物価高や米トランプ政権の強引な関税政策発表を受けて党内で減税の主張が強くなったのに危機感を抱いたようで、減税要求を「参院選目当ての無責任なポピュリストだ」とこきおろした。 給付や減税を実施するために国の借金を増やす政策はインフレを招くという理由で、「私は減税ポピュリズムに走らないまっとうな政党をつくった。野田佳彦代表もそこは大丈夫だと思うので、減税を言う人はあきらめるか別の党をつくるか、どっちだ」と減税論者に離党を求めるま…