美しい本 湯川書房の書物と版画@神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 「面白い企画をやっているよ」、と本づくりのプロに教えていただいたので、みにいってきた。鎌倉、鶴岡八幡宮から北鎌倉駅方面に歩いてすぐの、神奈川県立近代美術館。 『美しい本 湯川書房の書物と版画』 という企画展。 パンフレットの説明よれば、”湯川書房は、湯川成一(1937‐2008)によって、1969年に大阪市で設立。1998年より京都市に事務所を構えた。辻邦生『北の岬』を皮切りに、作品選定から装幀、造本に至るすべての工程を一人でになう限定品を専門に出版を行う。独自の審美眼で作家の才能を見出し辻邦生『安土往還記』、望月通陽『出埃及記』…