テニスの全米オープン女子シングルス1回戦で、シングルスでは初出場となった柴原瑛菜がダリア・サヴィルと対戦した。サヴィルは、旧姓のガブリロワで東レの予選に出ていた頃からフォローしている選手で、2年前の東レでは大坂なおみとの試合が始まってすぐ負傷してしまって、僕は「生なおみ」のプレーをわずかな時間しか見られなかったという因縁もある。 序盤からアグレッシブに攻める柴原は、するするとネットに出てみたり、効果的なフォアの逆クロスを絶妙なプレースメントで落としたりと好調な様子を披露する。柴原の1セットアップから、サヴィルも意地を見せて得意の強気なプレーでセットオールに。ファイナルセットは両者譲らずに10ポ…