私は摂食障害で、拒食症から始まり、食べては吐く過食症を経験しています。 食べ物が消化吸収され体重が増えることも恐怖だったし、 もう食べない!と誓うのに食べてしまう自分が卑しくて醜くて1番大嫌いでした。 私は10代の頃から痩せるということに囚われて、 「痩せていれば美しい」 「痩せていれば勝者」だと思って生きてきて、 最近になってようやく、今まで覆ってきた殻が少しずつ剥がれるように「そんなもんじゃない」と理解できるようになってきました。 私が10代だった平成に比べ、日本の社会が多様化した価値観を受け入れて、様々な場面で選択の幅が広がっていているなと感じる一方、 今の10代の女性が平成時代と変わら…