サンデースポーツで、栗山メモの特集をやっていた。いつまでWBCの余韻にひたっているのかという批判もあるかもしれないが、それなりに興味深かった。栗山監督自身が何のために書いていたのかはわからないが、膨大な記録であり、後世の日本の野球界にとっては貴重な財産になると感じた。大事なことは「イメージをいだくということ」で、キーワードは「逆算」と「遅れない」という言葉のように思った。優勝のシーンをイメージし、そこから逆算し、いろいろなことを準備していく。一瞬の判断が遅れるとどんどん悪い方向に向かっていき、後悔だけが残る。遅れないためには、普段からいろいろなシチュエーションを想定し、私情を排除し、瞬時にセオ…