この夏、4年ぶりに開かれた高校同期の同窓会に出るため、泊まりがけで大阪に行ってきた。府立の高校で、同窓会自体はそれなりに楽しかった。だが、お開きの前の「校歌斉唱」では、壁に映し出される歌詞を目で追いながら、ちょっと白けてしまった。確かに記憶にはあるけれど、こんなに冴えない文句だったかなあ?「あゝ朝霧の立ち籠むる 山の彼方を究むれば 豊けき泉命あり 若き心はあこがれて 真理(まこと)の扉開かんと、共に勤しむこの天地」以上が1番で、2番は「あゝいや深き師の恵み」「明日の理想の達成に」「信ずる道を進み行く」、3番は「三とせをこゝに学び舎の 白亜の姿仰ぐとき 若き力は溢るなり その名もゆかしわが〇〇」…