3-3-2-4.機械は最終的には主体性を持つのか?(続き) 私たちは「3-1-3-2.技術革新」で機械の発展で目指すべきは「自律化」ではないかと考え、それを「疑似生命」にたとえました。 生命体の要件である「エネルギーと物質の代謝」「自己複製」「恒常性」のうちの少なくとも後の二つは機械にも獲得できる要件なのではないかと考えました。 また地球上では太陽光エネルギーの利用や仮に宇宙空間に出た場合でも核反応を利用することによってエネルギーの供給は維持することが可能で、パーツ交換などの保守ができれば生命体の「代謝」に相当する要件も自律的に満たせるようになるのではないかと思います。 このような疑似生命とし…