国民の経済格差を肯定する意見。新古典派経済学を支持する人に多い。 格差肯定論者は保守主義者と言われるが、すべての保守主義が格差肯定ではない。また保守系の政治家が格差肯定論者とも言えない。自民党の多くの議員は、選挙に不利になるという理由から格差肯定論を声高に叫んだりしない。 現在の日本では以下のような格差肯定論が類型が存在する。
いつの時代にも格差ができます。 その格差を是正しようと政治体制が変わっても、やがて格差が表面化してきます。 共産主義ならば、格差がないと信じている人もいるかも知れませんが、実際には格差はあるようです。 社会主義ならとか、自由主義でないととか「○○主義」という政治体制の差だけではないようです。 その国を統制する為に、独裁者とか特権階級という層ができるのが、一番の懸念のようです。 世界を見渡しても、どの国にも、少なからず格差があると聞きます。 はたして国民は、その差を受け入れられるのか? 是正を求めるのか?の比率が問題です。 今は、その格差を甘んじて受けなくてはいけない人たちが多くいる時代です。 …
2020年のアメリカ大統領選挙で負けたものの、なぜドナルド・トランプはこれほど多くの人を惹きつけるのか?なぜイギリス人はEU離脱を支持するのか?ポピュリズムと一言で言うけれど、なぜポピュリズムがここまで台頭してきたのか?ローレンス・レッシグが主張するように、政治が人々を代表していない。国民全員が四年生大学を出ているわけじゃないんだぜ!(アメリカは1/3しか学位を持っていない)。 トマ・ピケティの新著"Capital and Ideology"ではポピュリズム台頭の理由を一部を説明してくれてはいますが、非常に分かりにくい議論でもありました。それが日本語ではバラモン左翼(brahmin left)…