大量のコンクリートを使用するダムのような建築物は環境破壊の象徴として嫌われる傾向がある。最近あちこちに建築されるタワーマンションも同様である。タワーマンションの建築計画が発せられると、どこからともなく請負人のような輩が現れ、地域住民を巻き込み反対運動が起きる。反対運動が起きたからといって明らかな法令違反がなければ建築を止めることはできない。それも承知の上で多少の妥協や譲歩を引き出すのみである。マンションデベロッパーも心得ており、はなから余分を持たせた建築計画から始めるのだ。 名門女子高の桜陰学園のとなりにに地上20階建てのタワーマンションの建設が計画されていると朝日新聞が記事にした。通常の反対…