梅まさに見頃、天満宮散策の記。 参道は若者と外国人だらけ。「三の鳥居」の先の「御神牛像」には、欲深い?人間達の長蛇の列ができている。境内はもう梅梅梅で、なんと200種6,000本もあるそうなそれらが、全開満開。「心字池」にかかる三つの赤い橋は、過去現在そして未来。渡り切って、手水舎で汚れきった心身を清める。せっかく咲いた飛梅は、背後の御本殿が改装中で、ちょっぴり風情に欠ける。その御本殿右手の脇を抜けると、荻原井泉水の句碑がある圧巻の「くすのき千年の大木」の前に出る。その辺りになると、人影は心持ち少なくなるものの、立ち並ぶ茶屋の前々に、紅梅白梅そしてピンクの梅が所狭しと咲き誇っている。梅の香に包…