負債論を出版してベストセラーとなったグレーバーの次なるヒットとなったブルシット・ジョブ。ケインズは1930年に人々の生活は週に15時間になるようテクノロジー進化により世界が変わる事を予想していましたが、今の世の中はそこから程遠い状態です。 strikemag.org もともとはストライキに掲載された小論文がこの本の元となるものです。論考が出てから多くの人々がグレーバーに対して、自分の仕事が無意味なことに費やされており、存在しないほうが良いとも思えている旨を連絡してきました。その数はせいぜい20%程度だろうと予想していたグレーバーは統計を取ると国によってはその数が40%ほどにも及んでいるという結…