煩雑な手続きという名の暴力。ウェーバーの官僚制批判と『アンナの戦争』 「管理されること」、そして「不必要なコスト」。 私は昔から、この2つがとことん嫌いなんだなと自覚しています。まあ、そういう性分ですので、こればかりは仕方がありません(^^; ただ、この感覚について、改めて深く考えさせられる出来事がありました。 『アンナの戦争』とキンダー・トランスポート きっかけは、最近読んでいた『アンナの戦争』という本です。 この作品は、第二次世界大戦中のユダヤ人少女・アンナが、「キンダー・トランスポート」によってイギリスへ渡るというお話です。当時のイギリスには、子どもだけはビザなしで受け入れるという制度が…