「ざんねんないきものの事典」で知られる、今泉忠明さんの監修の創元社の絵本シリーズだ。「見るのが楽しくなる 目のひみつ」の次は「聞くのが楽しくなる 耳のひみつ」。読み終えてみると、「目」よりも「耳」についての方が知らないことが多いのだ。その意味で新鮮だった。 聞くのが楽しくなる 耳のひみつ 創元社 Amazon 読んだばかりものをいかにも知っていたように書くのも気が引けるが、耳全体を「耳介(じかい)」と呼ぶのだそうだ。そして、その形はそれぞれ違う。これを「耳紋(じもん)」といい、指紋、静脈、目の網膜などと同じように形状で個人を特定できるという。そんなにミステリーを読んでいるわけじゃないけど、あま…