Standard Model(英)
現在の素粒子物理学における標準的な理論。もしくは、その理論によって示される「どういう素粒子がどういう意味づけで存在しているのか」という全体像。標準理論とも。
今のところは重力以外の三つの相互作用、「強い相互作用」「弱い相互作用」「電磁気力」の3つを大体のところで記述できている(例外部分あり)。
大きくは粒子をフェルミオンとボソンに分け、クォークは全部で3世代6種類があり*1、QCD(量子色力学)によって強い相互作用(強い力)は記述され、電弱統一理論によって弱い相互作用(弱い力)と電磁気力(電磁力)が記述される。
大いに成功を収めた理論と言ってよいが、同時に予言が外れた部分や修正が必要なことが分かっている部分なども存在している。
*1:対応してレプトンも3世代ある