【権中納言定家 藤原定家】(97番)新勅撰集 巻13・恋3・849 🌊来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩(もしほ)の 身もこがれつつ 〜待っても来ない人を待つ私 松帆の浦の浜辺で 焼いている藻塩の煙がなびいているが、 この身も恋の思いにこがれていく、 そんな気持ちなのだ。 💠 藤原定家 💠ふじわらのさだいえ(ていか) 💠 権中納言定家 💠 ごんちゅうなごんさだいえ (1162~1241年) 平安末期の大歌人 藤原俊成の子 新古今集、新勅撰集の選者 「小倉百人一首」を選んだ人として知られている。 藤原定家は能の演目にもなっています🌿 北国から京の都に上った旅の僧の一行が、千本(今出川…