大学教員の仕事がマルチタスクだというのは、ほんとうにそうです。かつての大学では「研究だけやっていて、教育も大学の管理運営もまともにしない」という教員がたくさんいて、そのような時代の大学は、自閉スペクトラム症の特性を持った人にとって天国だったと思います。「大学の先生は変わっている人が多い」とよく言われますが、そういう時代に大活躍していた自閉症特性の強い大学の先生たちのイメージが関係しているのかもしれません。現在の大学はだいぶそうではなくなっていて、まともな常識人でないと採用されにくいです。(横道誠『もしもこの世に対話がなかったら。』KADOKAWA、2025) おはようございます。先日、学年の子…