低学年くらいのときは、たいした思い出がない。たまたま一緒にいる子と遊んでいるという感じかな。自閉スペクトラム症的なエピソードはちょこちょこあって、場の空気を凍らせたりとかは、ありました。人の心がないっていうか。道徳の授業で、車に撥ねられた人を目撃した場合に関するお話が出てきて、あなたがその立場になったら、どういうふうに感じるか、まわりの子と話しあってみましょうという課題。みんなは「かわいそう」とか、「大丈夫? って声をかけます」とかと言ってるなか、私ははっきり手を挙げて、「じぶんじゃなくて良かった」って言いました。クラスが凍ったのがわかって、「あ、しまった。それが正解なのか」って思いました。二…