【紫電一閃編】 「結衣さん、抱え込んじゃダメだよ。 結衣さんの心のままに生きて。 無理なら投げ出したっていい。 誰も結衣さんを責めないし、 責めるようなヤツがいたら私が許さない」 度々、真剣に伝える私に 結衣さんはふんわり微笑んで。 「ありがと、美月ちゃん。 私、後悔しないように できるだけ頑張ってみる。 大丈夫。 ムリだと思ったら私自身と灯を 一番に考えるから」 その後、結衣さんは仕事に、家事に、 灯くん溺愛に…とくるくる大忙し。 お仕事は天職とも思えるご縁があったようで 「やりがいがあって、 毎日がとても楽しくて充実してるの」と 瞳をキラキラ✨させていました。 灯くんも大学入試の時期を迎え…