ここ最近、歌を歌っている。楽しい。 「歌っている」といっても歌手デビューだと一念発起した訳でもないし、声楽レッスンを受けているでもなく、カラオケにも行ってない。何てことはない、夜に車に籠って歌っているだけだ。 まず、かつてのわたしの「歌を歌う」定義について。 わたしの歌は「誰かに聞かせて然るべきもの」であるからして、「音が取れて」当然、「響きの良い声」が出て当然。最終的にYouTubeか配信アプリか何かで人様の目に触れなければいけない、いいねを100個貰わねばならない。お金のやりとりが介在しなければならない。そうでなければ歌う意味がない。わたしの存在価値が脅かされる。 という定義だった。 うっ…