はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と五十九 「シケイ!!」② そして、な、なんと、振り返りざまに、コチラに向かって2丁拳銃で発砲するかのように・・・「死刑!!」。 あまりにもそのポーズが決まりすぎた、とでも思ったのだろうか、満面にご満悦感を漂わせつつ、「コレだよ、コレ。凄くないかい」、と。 ナニが凄いのかは、正直、よくわからないが、破壊力は、ある。 「破壊力はありますよね。その、切れ味の鋭いポーズもさることながら、子ども向けの漫画の主人公の決めゼリフが『死刑!!』なわけでしょ。ホントに凄まじい時代だったんだな~」 「でもね」 ん? 「でも、ホントに凄まじい時代なのはドッチだ、って話な…