ブログをお休みしていた間、転職も別れも色んなお稽古仲間との出会いも色々あった。 失くしたこともあるし、新しくたどり着いたこともある。 その中で一番大きなことは、母の着物を着れる様になったこと。 母の着物を着、母の数寄屋袋を持って、お茶のお稽古に行く夢が叶ったこと。 着物は、母が亡くなった時、部屋の隅にわかる様にいくつか置かれていたもの達。 その一番わかるところに、結納の時などお祝いの席で母も着ていた着物が置かれているを見て 兄は、『これはお前に、幸せになるようにっていう意味やと思うよ』と私を見て言った。 母が命を絶ってからもうすぐ10年が経つというのに、今でもすぐにその全部のシーンが目の前に浮…