1815年、インドネシアのタンボラ火山大噴火による地球の寒冷化 大気の上層部に大量のちりが飛散し、地表に届く太陽光が減ったため、異常低温や「夏の無い年」の凶作が世界各地で発生して、北米大陸やヨーロッパにまで飢饉が広がった 気候変動は十何年単位でも変動する = 湿った数十年が続いたあと、乾いた数十年が訪れたりもする 人間は好適な気候が数十年も続くとそれが当たり前だと思い込み、作物の生産量や人口を増やそうとする やがて「その好適な気候」の時期が終わり、すると社会は、支えきれない人口を抱えていることに気付き あるいは、新しい気候条件にふさわしくない生活習慣が定着していることに気付かされるのです たか…