United Nations Framework Convention on Climate Change 地球の気候変動に関する国際的な枠組みを設定した条約のこと。正式名称は「気候変動に関する国際連合枠組条約」。 1992年5月9日にアメリカのニューヨークで作成。1992年6月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた環境と開発に関する国際連合会議で採択され、署名のために開放、155ヶ国が署名した。そして、1994年3月21日に発効された。
1815年、インドネシアのタンボラ火山大噴火による地球の寒冷化 大気の上層部に大量のちりが飛散し、地表に届く太陽光が減ったため、異常低温や「夏の無い年」の凶作が世界各地で発生して、北米大陸やヨーロッパにまで飢饉が広がった 気候変動は十何年単位でも変動する = 湿った数十年が続いたあと、乾いた数十年が訪れたりもする 人間は好適な気候が数十年も続くとそれが当たり前だと思い込み、作物の生産量や人口を増やそうとする やがて「その好適な気候」の時期が終わり、すると社会は、支えきれない人口を抱えていることに気付き あるいは、新しい気候条件にふさわしくない生活習慣が定着していることに気付かされるのです たか…
この秋に開催されるCOP26に向け、各国が準備を加速させているのでしょうか。 米国の気候変動問題を担当するケリー大統領特使が、気候変動問題の解決に向けた窓口は狭まっているとし、11月に英国グラスゴーで開催される第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)を重要な転換点にする必要があるとの認識を示したそうです。 jp.reuters.com 「気候変動に対応し、最終的にこの危機を終わらせなければ、コロナ禍による苦しみは何倍にも膨れ上がる」とし、「気候変動への対応をコロナ禍後まで待つ余裕はない」と語ったといいます。とても印象的な言葉です。 // 欧州では、EUの執行機関欧州委員会が、20…
気候変動対策(脱炭素社会)に関する江守正多氏(国立環境研究所)の論考を読んだ。2月26日にオンラインで開催された気候変動対策を検討する審議会で「将来世代」として意見を述べた高校生や大学生の若者世代の発言に共感し、触発されたことが綴られている。少し長くなるが、以下に引用させていただく。日本の気候変動対策に欠けているもの ―我々は若者の声に学べるか(江守正多) - 個人 - Yahoo!ニュース……日本でも多くの主体が脱炭素化に本気になってきたようにみえる。しかし、筆者にはそこに肝心なものが欠けているように思えてならない。若者が指摘した「静かな暴力」 先日、それを鋭く指摘されたと感じた場面があった…