2026年春、JR東日本が運賃を全面的に引き上げます。一方、政府はガソリン税の暫定部分(1Lあたり25円)を撤廃し、ガソリン代を事実上安くする方針です。 え……? 地球にやさしい公共交通が値上がりして、CO₂を排出する自動車は安くなる? しかも、森林環境税という名目で、住民税に上乗せされた1,000円を私たちは毎年支払っているわけで――もしかしてこれも増税? この国、環境守りたいのか守りたくないのか、よくわかりません。 「電車は高く、自動車は安く」──現実の交通政策の逆転現象 JR東日本は2026年3月、首都圏を中心に運賃を平均7.8%値上げします。学生定期は4.9%、通勤定期はなんと12%も…