スレッタを想うばかりに彼女から全てを取り上げ外界と切り離してしまおうとするミオリネの話。 スレッタは母親に洗脳されており、母親の言うことがセカイの全てで、何よりも優先順位が高かった。 自由意志の無いスレッタを体感したミオリネはそれでも彼女を愛しており故に全てを遠ざけることにした。 つまりは、ミオリネがやっていることは全てダブスタクソオヤジが過去にミオリネにやったことと一緒。 ミオリネに必要なのは理解してもらう努力を諦めず、スレッタときちんと向き合う事であったのだろう。 だがミオリネの想いは独りよがりな一方的なものであり、無菌室に隔離するような振る舞いであった。 スレッタが母の呪縛から解き放たれ…