森の来歴: 二次林と原生林が織りなす激動の物語 (学術選書 114)作者:小見山 章,加藤 正吾京都大学学術出版会Amazon 森林学の本。びっくりするくらい労力がかかる森林研究。だからこそ、そこから取られたデータで、森の変動を明らかにできる。原生林でも、200-300年くらいのスパンで立木が大量に失われる「攪乱」が発生する。二次林は、もっと最近。というか、戦後の森林利用の変化がダイレクトに影響している。 岐阜県の6ヵ所の森林のデータから、それぞれの森の来歴を追っている。 毎木調査というのが、ものすごく手間がかかりそうですごいなあ。100メートル四方の区画を設定して、そこにあるすべての木の樹種…