絶対人物鑑定するマン 前回は三国志での最強軍師の話をしましたが、やはり『演義』で軍師と言えば伏龍こと孔明、そして鳳雛こと龐統を思い浮かべるのではないかと思います。今日はそんな二人を見出し、劉備に推薦した水鏡先生こと司馬徽を紹介したいと思います。 ↑お馴染み横山光輝版 さて、本題に入る前に、後漢では士の品評が良く行われ、人物鑑定や鑑定家といってよい人が各時代あったことを先に伝えておかなければなりません。実際『三国志』(正史)でも列伝で他人の評価を付すことがままあり、前回の賈詡も若年は今張良のようなことを言われていました。 顔相を見るというのは戦国時代でもありましたが、この時代の人物鑑定の事例を見…