よい本に出合った。 随所に、著者のセンスを感じる。 そして、この著者は、それなりに有名らしい。テレビを持たない私には、知らないことばかりだが。 さて、この本の特徴としては、「汁とめし」というシンプルさ。 素人の私でも作れそうな内容がいくつもある。 私の好きな家事は、自炊だ。 バックパッカーとして海外を旅していた頃、料理をよく作っていて、その頃のことを思い出す。海外では、食材に制限があったから、出汁を取るような和食は作れなかったけれど、シンプルなメニューは、ずいぶんと作って、それがとても楽しかった。 この本では、和食をもっと作りたくなる。 年齢を重ねて、食事にも気をつかうようになり、和食を中心と…