あの、池袋暴走事件の、上級国民氏が、獄中で、老衰にて亡くなったという。 享年93。 あの事件は、いろんなことを私たちに教えてくれた。 まずは、「上級国民」というワードが日本中に浸透したとおり、かつて政府の関係する機関の要職にあった人は、引退後もその特権がなくならず、人をあやめても逮捕すらされない、という事実。高齢で、負傷もし、逃亡の恐れもなかっから、などと言われていたけど、高齢で負傷していたとしても、普通の民ならすぐ逮捕されていたはずだった。 上級国民氏は、執拗に、自動車メーカーに対し、「高齢者にも運転しやすい、安全な車を造ってほしい」と責任を転嫁し、自分の運転ミスは頑として認めなかった。それ…