3月22~24日にソウルで開催される「現代日本戯曲朗読公演」のポスター ひめゆりピースホールのある那覇の栄町市場に張られた「カタブイ、1972」のポスター 沖縄返還50年の節目に上演された舞台「カタブイ、1972」の一場面=坂内太撮影 「名(なー)に立ちゅる沖縄(うちなー)宝島でむぬ/心(くくる)うち合わち/うたちみしょーり(名高い沖縄は宝島だから、心を一つに合わせて立ちましょう)」。こう歌う「ヒヤミカチ節」は戦後、激しい地上戦で荒廃した沖縄の人々を励まそうと琉歌を基に生まれた民謡だ ▲三線(さんしん)の速弾きで聴かせる曲はノリがいい。サビの「ヒヤミカチ起(う)きり」とは、「エイ、と言って起き…