デュシャンヌ型筋ジストロフィーの河端洋安さんの本です。 詩と絵がまとめられていてバランス良く読めます。 「君への贈りもの」の「君」が「誰」なのかによって詩の楽しみ方が変わってきます。家族、友人、恋人…など最初に「誰」をターゲットにするか書いてあると良かったのですがそこは書かれていません。 自由な発想で書かれた詩は全体的に優しい雰囲気です。中には「ナイフ」「言葉の針」「焦り」のような厳しめの詩もあります。 絵はデジタルで描かれています。オリジナリティある絵が多いですが、鳥の「オナガ」の絵は写真か絵を模写したものと思われるので元の情報を入れた方が良いのではないかと思いました。(著作権の問題もありま…