2015年2月にアメリカ政府が、食事から摂取するコレステロールと血中コレステロールに因果関係がないことを発表しました。そして、2ヶ月後の4月には、日本の厚生労働省も同様の趣旨の発表を行い、日本人の食事摂取基準2015年版からコレステロールの目標量を削除しています。日本の厚労省の発表によると、目標量を設定することに十分な科学的根拠が得られなかったということです。科学的根拠が得られてなかったのにコレステロールの摂取量を制限すべきだと言っていたことに驚いた人もいるでしょうが、食事でたくさんコレステロールを摂取しても血中コレステロールの値が変わらないことは何十年も前からわかっていたんですよね。それなの…