おはようございます。本日の読書レビューは、アガサ・クリスティーが1923~1924年に書き溜めた短編小説より、『夢』と『海上の悲劇』をお届けします。 『夢』読書レビュー 収録本 『海上の悲劇』読書レビュー ひとりごと 収録本 \新刊のご案内/『なぜ人は食べすぎるのか?』 『夢』読書レビュー ポワロは、ベネディクト・ファーリーという実業家から、オフィスに来るよう、手紙をもらいました。要件は、その時に話すとのこと。ファーリー氏は、非常に質素で、お気に入りの上質のスーツや靴を、何年も大事に着用しているそうです。食事にいたっては、来る日も来る日も、キャベツスープとキャビアだけだという……。どこまで本当…