中華人民共和国の省。省都は海口。
1988年までは広東省の一部であったが、省として独立改組。
「中国のハワイ」として温暖な気候で知られ、冬季は中国各地からの観光客でにぎわう。
太平洋戦争中に日本が建設した路線を起源とする鉄路(石碌〜八所〜三亜)が、離れ小島的に残っていたが、徐聞〜海口間の連絡船の就航に伴い、大陸部〜海口〜三亜間の連絡旅客輸送が行われるようになった。
鉄道連絡船「粤海1号」「粤海2号」が、徐聞〜海口間で使用されている。当初は、広州〜三亜間のみであったが、現在は北京西、上海南から三亜までの運用も存在。旅客列車も乗客ごと船で航送。
航海中はトイレに行く以外、車輌から外へ出られない。