■あらすじ ただ漠然と思っていた。 「海外で働きたい。」 高校2年生の頃に修学旅行で初めて海外に行き、そしてその場で海外というものに魅了され、大学1,2年にはバックパッカーとしてアジアを周遊し、ただなんという理由もなく海外に行きたいという思いが常にあった。 大学3年になり就活を終え、東京で働くことが決まった際も 「数年間東京で働いて、いずれ海外で仕事がしたい!海外に住んでノマドワーカーのような暮らしがしたい!」 そう思っていた。 僕には職業的に将来なりたい夢というものがない。正確にいうと高校3年生の頃に無くなった。(ちなみに6歳から18歳まで建築士になりたいという明確な夢がありました) 就活を…