9月1日、東京都港区は、来年度の区立中学校3年生の全員(約760人)の修学旅行先を3泊5日でシンガポールにすることを発表した。 各生徒(の家庭)の負担額は従来どおり約7万円だが、区は1人当たり約50万円を支出するという。 まず思うのは、東京の港区でありながら、公立中学の中学3年生全員で760人しかいないのかという感想である。 私立中学生も多いのだろうが、東京でさえこんなもんなのか…… とはいえ、そうだからそうなのだろう。 次に思うのはもちろん、港区はずいぶん豪儀でカネがあるなぁということだ。 そしてまた、3泊5日のシンガポール団体旅行が1人当たり57万円というのは私の感覚ではひどく高いと思える…