「難しいことは、やさしくやさしいことは、深く深いことは、楽しく」 この言葉を初めて目にしたとき、心がふっと軽くなったのを覚えています。何かを学ぶとき、私たちはつい“難しい”ことに引っかかり、「自分には向いていない」と感じてしまうことがあります。でも、ものごとをシンプルに、そして楽しく伝えることができたなら、どんな人でも学びに一歩踏み出せる。私は、そう信じています。 ◆ 勉強が得意な子と、そうでない子 教える場にいると、よく出会うのが、「勉強が好きな子」と「勉強が苦手な子」。前者には、どんどんと学びの世界を広げ、知識を深めてもらいたい。学ぶことの面白さに触れれば触れるほど、「もっと知りたい」とい…