先日リリースされた『「いまどきの若者」の150年史』は、日本における「若者」の起源をたどりつつ、おもに団塊世代からZ世代までの若者論について(若者についてではなく、若者論について)語る一冊。 古い事例では明治後期の煩悶青年や、戦後すぐの時代に話題になったアプレゲールなど、いつの世も「いまどきの若者」は大人たちにとって得体のしれないものだったということが豊富な事例をもとに紹介されつつ、一方で戦後80年を通じて社会の変化に応じて若者のすがたが変わってきたことも語られている。 自分が若者論のターゲットだった時代のこと 自分自身が若者論の対象だった時代は90年代なので、本書でいう第四章にあたる。 「8…