【124話】 オレは自信を失いかけていた。 カオリの本当の気持ちを知りたいけど、聞くのが怖い。 「とりあえず、フォアローゼスで乾杯しよ!」 水と氷を買い忘れたので、ストレート飲み。 むしゃくしゃしてオレはフォアローゼスを一気飲みする。 あれ!?カラダの中が熱くなってきたぞ! 「すごーぃ!でも、一気飲みして大丈夫?」 「大丈夫!カオリも一気飲みしてみろよ!カラダが熱くなるぜ!」 酒がまわって気が強くなったのか、カオリに対して命令口調になってる気がする。 オレ達は一時間足らずでフォアローゼスを空にしてしまった。 「カオリ、おまえろれつが回ってないぞぉ~」 「108もへんらぞぉ~」 オレのアタマもグ…