三つの「退任記念展」がほぼ同時期に開催されているうちの一つ。 展のタイトルは”すべてが庭になる~人の居場所をつくる”。 作者のデザインは、小は家具、中は家、大はパブリックスペースや都市そのものと広範囲に及ぶ。 それを「構想」と「実践」に分け【1階】と【2階】で展示する。 中には、自分が実際に訪れた場所もあり、ああ成る程そうだったのか!と思ったり。 「上野公園」の「藝大」側で行われている改装工事も展示されているデザインがベースにあるよう。 「山手線」を全て地中化し、その上を環状の緑地とするアイディアは荒唐無稽とも思えるが、実現されれば面白いことこの上なし。 いったいどうした思考回路からこうした考…