米国の海洋パワーは捕鯨から。1776年独立宣言。19世紀初頭から貿易船と捕鯨船を守るために世界中に小規模な戦隊を覇権。19世紀中ごろからは太平洋での捕鯨(鯨油)が活発に、1860年代~1870年代に灯油が登場して捕鯨は衰退。ペリー来航は捕鯨船の拠点確保の目的もある。第1回目は1852年11月24日アメリカ東海岸ノーフォークを出発、1853年7月8日浦賀沖に投錨。7か月。太平洋北部は海洋覇権の空白地帯だった。 1890年代後半にはカリブ海のキューバ、プエルトルコ、太平洋のハワイ、グアム、フィリピンを実質的に領有していた。1887年ハワイ王国と協定。その後米系住民と海兵隊が軍事クーデターを起こして…