キングダム2巻で、 昌文君や、副官の壁(へき)たちが、 漂の最後の姿を、語っていました。 漂は、下僕。 王室に来て、わずか1ヶ月の、 ただの影武者。 しかし、 諦めかけた兵士たちに檄を飛ばし 自ら剣を持ち、反乱軍に立ち向かうその姿は、 「すでに、将であった・・」 漂の魂には、 人々を光のみちへと導くエネルギーが 流れていたんだと思います。 たった一人の下僕の少年の死に 王宮の兵士たちが皆、 涙する。 厳格な身分制度があったはずの戦国時代に、 こんなことって・・ 漂のエネルギーに、 漂の燃え上がる御魂に、 皆の魂が震えたんだと思います。 それを聞いていた信、 突然、政にこんなことを言いました。 …