丁寧に磨かれた板 その上に塗り重ねられた漆 そして手には葦の先を 斜めに切ったかのような 細い棒 その中には 金粉 その棒を 親指と人差し指でつまむ 薬指が金粉をふるい落とす もはや職人を超えて 芸術の域に入っている それを見つめながら 両腕を前に組み 右肩を少し前に出しつつ 顔は正面を向いたまま 「やっぱり薬指だよな そこに意図がある」 と、呟いた私 完全に 七代目立川談志に かぶれてる 🟢 🟢 🟢 🟢 🟢 制作して参加しているグループ ランキング参加中分野を超えたブログ(By 北のいわし)