催眠の祖であるメスメルは、人間は磁気のようなものを発していると考えて、手を当てたり、手をかざして、人をトランス状態に入れて病気を治療しました。けれど、このことは科学的ではないという烙印が押され、歴史から消されたわけです。そうして、催眠は、手を当てるということではなく、言葉によってなされるようになりました。けれども、こういう手を使った治療は、古くは、キリストが行なっており、また、現在まで宗教の中でも(キリスト教でも新興宗教でも)行われており、宗教以外でも、臼井先生が創始したレイキでも行われています。メスメルは、人間の手から出ているエネルギーを磁気だと考えたわけですが、それが磁気であることが当時の…